重症COVID-19患者に対するリハビリテーション実施の現状 OneCE Webセミナー ダイジェスト版

OneCE Webセミナー
今回は、「他職種連携」というテーマ。
聖マリアンナ医科大学 リハビリテーションセンター COVIDリハチーム 理学療法士 横山仁志先生に
「重症COVID-19患者に対するリハビリテーション実施の現状」
というタイトルでご講演いただきました。
横山仁志先生は、日本呼吸療法医学会代議員、JSEPTIC リハビリテーション部会副代表、みんなの呼吸器Respica(レスピカ)編集委員など多方面でご活躍されています。また、登山を趣味とされています。
今回は、集中治療室専従理学療法士として立場から、COVID-19専従でレッドゾーンの重症患者への対応を御経験され、その経験を元にご講演いただきました。
重症COVID-19患者においても、「呼吸・運動・嚥下機能などの身体機能、せん妄・認知機能や精神機能の低下などの集中治療後症候群(PICS)に対する専門リハスタッフの関わりが推奨」と言われています。
リハスタッフの直接介入が可能な場合、あるいは直接介入に制限がある場合と、その利点、方法などご紹介いただきました。
専門リハスタッフは、患者と濃厚接触やエアロゾルに暴露される機会が多い職種ですので、PPE+首回りの保護など写真を用いてご説明されています。
重症COVID-19患者におけるリハの”最大の功績”は、リハビリテーションによる”改善の証”と横山先生。
患者、患者家族、そして医療スタッフの笑顔を取り戻し、皆のパワーが蘇る治療介入と強調されています。
集中治療専従のリハスタッフの目線からCOVID-19患者の管理について、詳細にご講演をいただきました。
セミナー参加者は平均で700名、最大1000名に至るOneCE Webセミナー
その内容を少しずつ、可能な限り、今後も公開していきます!!
こちらのFull版も現在編集中で、近日公開予定です。
投稿者プロフィール

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CE野口企画代表。臨床工学技士。1992年から2011年まで臨床に従事したのち、呼吸療法の教育を全国に広めることを目的として独立。
現在、北里大学保健衛生専門学院臨床工学専攻科、および神奈川工科大学健康医療科学部臨床工学科の非常勤講師。自称「人工呼吸器の伝道師」として、全国各地で講演、セミナー講師などを行っている。
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