待望のフルムービー公開「COVID-19へのV-V ECMO」OneCE Webセミナー フルムービー版

今回は、福岡大学病院 臨床工学センター 山﨑 慎太郎 先生に、5月16日にご講演いただいた内容です。

福岡大学病院は、福岡県のECMOセンターの一つです。
3機種計5台でECMOを対応されており、人工肺も3種類準備されています。
カニューレは、脱血側23Fr./25Fr.、送血側19Fr./21Fr.を用いているそうです。

回路は福大式の専用回路を準備されています。
安定した脱血量を得るために、脱血回路を太くし、また、積極的なリハビリなどにも対応可能にするために、回路長も長くされています。
また、回路内モニタリングは、回路内圧、および脱血・送血それぞれに回路内の酸素飽和度をモニタリングされています。
さらに、人工肺、遠心ポンプの単体交換や、二つの人工肺使用時など、様々なことに対応されています。

今回、経験された症例のうち、2例についてご紹介されました。

1例目は、対応困難で転院搬送された症例で、脱血、送血を工夫されたことにより、脱血が良好となったことで、酸素化が改善。その後全身管理順調でECMOから離脱された症例でした。

2例目は、人工呼吸管理下で、呼吸状態悪化したため、搬送されてきた症例。
ECMO導入後酸素化は改善したものの、酸素流量を上げてもCO2のコントロールが不良となり、CO2のコントロールを図る方針で、人工肺を追加した症例でした。
非常に管理が難しい症例をご提示いただきました。

様々な経験の情報を共有することで、経験値をあげることができると思います。
本症例報告をご覧いただき、次の症例に活かしていただきたいと思います。

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投稿者プロフィール

野口裕幸
野口裕幸
CE野口企画代表。臨床工学技士。1992年から2011年まで臨床に従事したのち、呼吸療法の教育を全国に広めることを目的として独立。
現在、北里大学保健衛生専門学院臨床工学専攻科、および神奈川工科大学健康医療科学部臨床工学科の非常勤講師。自称「人工呼吸器の伝道師」として、全国各地で講演、セミナー講師などを行っている。

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