カテ室で使う 薬のお話 =抗凝固剤=
薬剤の話って・・・・ニガテです。
その都度、調べて「なんだっけなぁ・・・」
確認はするものの、なかなか覚えられません。
しっかり調べて、まとめておきましょう!!

ヘパリン
アプローチが終わった後(右手or左手or右足or左足)、「ヘパリン2000」などとDr.がコールしませんか? ※単位数は異なる場合があります。
冠動脈造影検査が始まる前に、ヘパリン投与をして、血栓ができないように全身をヘパリン化する必要がありますね。なんたって、ワイヤーやカテなどの物品は生体適合性があるといっても異物ですから(‘Д’)
その後、治療になる時も、「ヘパリン〇〇単位追加」と、ヘパリンを追加しますよね。
その後は、治療の経過を観ながら30分ごとに(施設によって異なる場合があります)、ACT(Activated Clotting Time)を測定します。(基準値100秒以下)
基本的には200~300秒を維持するようにコントロールします。
ちなみに、中和剤というものもあって、プロタミンといいます。
ヘパリン1000単位に対して10~15mg投与します。
今日も勉強になりましたか?
それではまた(-ω-)/
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