英語の小ネタ!その4「あたまに付く言葉」


みなさんは普段の業務の会話やカルテ記載の中で、「医療英単語」をたくさん使っていると思います!
(あまり英語を使っているという自覚がないかもしれませんが…)
今日は医療英語の視点から、
「あたまに付く言葉(接頭語と言います)」に着目して、単語の分析をしていきます!

ちょっと下の単語を見てください。
この辺りの単語は臨床工学技士の私たちも日常的に使いますよね!
- Anemia(貧血)発音:/ əˈniː.mi.ə /アネィミア 貧血
- Anorexia(食欲不振)アノレキシア 食欲不振
- Apnea(無呼吸)アプニア 無呼吸
- Arrythmia(不整脈)アリズミア 不整脈
- Atopy(アトピー)アトピー アトピー
これらの単語に共通しているものは何でしょう?
↓↓↓↓↓
そうです!全部「a(ア)」から始まっています!
実は医療英語はギリシャ語やラテン語由来のものが多いのですが、
「a(ア)」はギリシャ語で「ない(無、不、非、欠乏)」を意味します。
これを知ったうえで、上記の英単語をみるとなるほど!って思いますよね。
全て何かが「無、不、非、欠乏」した症状・状態ですよね!

医療英語は体の部位、臓器、症状、状態などの「語源」の組み合わせで出来ているものが多いですので、こちらのコラムでも、これからたまに紹介していきたいと思います!
投稿者プロフィール

- 臨床工学技士
- ロンドンに10年以上滞在後、地元群馬に戻り臨床現場復帰4年目の臨床工学技士です。イギリスでは介護・福祉士としていろいろな施設で従事していました。ペーパーCE歴が長かったので、周りにご指導いただきながらcatch upの日々です!
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