英語の小ネタ!その6「ズキズキ痛い」


突然ですが、患者さんがこんな風に症状を訴えたとします。
(これはちょっと大袈裟かもしれませんが 笑)

「腰がギクッとして、背中がパンパンに張って、動くたびにズキズキ痛くて、
急に動くとビリっとして、足がジンジンして指先がピリピリします!」
ここでみなさん、「オノマトペ」という言葉を聞いたことありますか?
擬音語、擬態語などの総称です。私たちは「ズキズキ」、「ガンガン」、
「キリキリ」などの表現を使って痛みの程度を伝えますね。
医療の会話の中ではたくさんの「オノマトペ」という表現が使われています。
オノマトペは英語で
ONOMATOPOEIA(発音:オノマトピィイア)と言います。

日本語は英語に比べて、状態を表す「動詞」の数が少ないので、
日本語はオノマトペが豊富な言語と言われています。
今日は、「痛みの表現」を一つ「ズキズキ」をみていきます!
ズキズキする痛みは、
throbbing(発音:スラァビング)と言います!
“throb”は「一定の強いリズムを刻む」「一定のリズムで痛い」という意味があります。
例えば、
「頭がズキズキします!」=「I have a throbbing headache!」

「歯がズキズキします!」=「My tooth is throbbing!」

「throbbing」の痛みのニュアンスが伝わったでしょうか?
♡throbを使った面白い表現をご紹介します!♡
「heart-throb」です。
心臓(hear)が一定のリズムで痛い(throb)で「動悸?」「狭心症?」と
思ってしまいそうですが、これは心臓(heart)がドキドキ(throb)するもの
というニュアンスで、「ときめき♡」と訳します!

投稿者プロフィール

- 臨床工学技士
- ロンドンに10年以上滞在後、地元群馬に戻り臨床現場復帰4年目の臨床工学技士です。イギリスでは介護・福祉士としていろいろな施設で従事していました。ペーパーCE歴が長かったので、周りにご指導いただきながらcatch upの日々です!
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