認定集中治療関連臨床工学技士とは

みなさんは日本臨床工学技士会主催の臨床工学技士認定制度をご存知でしょうか。
認定臨床工学技士とは専門臨床工学技士の基礎資格として、医療機器の安全運用・保守管理の普及と啓発を目的に構築されたものです。(公共社団法人 日本臨床工学技士会HPより引用)

認定臨床工学技士には認定血液浄化臨床工学技士認定集中治療関連臨床工学技士認定医療機器管理臨床工学技士の3つがあります。
指定講習会を受講し、検定試験を受験、合格後に認定要件を満たしていれば認定申請となります。

私が受験したのは、認定集中治療関連臨床工学技士を取得するための認定集中治療関連検定試験です。(2019年度受験)
ICUを中心に働いている以上は、この新しい認定試験を受験しないわけにはいかないと思い受験を決意。

以前、3学会合同呼吸療法認定士を取得したのですが、セミナーや講習、試験のために東京やその他の県外まで何度も行ったことがあり、今回も認定までにかなり費用がかかると思っていました。(※現在はeラーニングが導入されているようです)

しかし、この講習はeラーニングで受講できるとのこと!
しかも、検定試験も全国のCBTS認定テストセンターで受験可能!

長崎内でほぼ完結できる、、、
ありがたや。。。
地方の人間に優しい試験です笑

講習会では呼吸関連、補助循環関連、血液浄化関連、医療機器関連、ICU概論、安全管理、感染管理などの幅広い内容の学習を必要としました。日頃よく使用しているものについてはすんなりと飲み込めますが、あまり経験のないものに関してはなかなかピンと来ないことも。

実際の試験内容は広く浅くといった感じで、しっかりと講習会のテキストを読み、日頃行っていることを理解すれば意外と難易度は高くありませんでした。

数ヶ月後インターネットで結果を確認し、合格!
いざ認定申請に取り掛かろうとすると、、、
なんとコロナ禍で申請時期が延期に!
なんということでしょう。(事務局の方々のご苦労お察しします)

それから数ヶ月が経った昨年秋頃、年明けに申請可能とHP上に記載が。
認定のためにの要件を確認し、書類を揃えて、1月にやっと申請することができました。
認定の通知はまだ来ていませんが、いつか届く日を心待ちにしています。

内容は基本的なことが中心で、認定申請に要する単位取得も20点以上と少なめ(専門臨床工学技士は50点以上)で、今はeラーニングやオンデマンド配信などネット上でセミナーや学会を受講できるので点数は集めやすいし、参加費こそかかるものの旅費は不要。
3学会合同呼吸療法認定士体外循環技術認定士日本アフェレシス認定技士などを取得していれば追加で単位が付与されます。(詳細についてはHPをご確認ください)

受験や今後の維持のハードルは比較的低いのではないでしょうか。この認定集中治療関連臨床工学技士はICU業務を始めたばかりの方、ICU業務を少し経験して次のステップアップを目指す方に向いているように感じました。

認定試験に合格しても施設の要件や待遇に関わることはほぼないと思いますが、この検定試験を受けるまでに勉強した過程が大事だと思いました。また、基礎的内容なので後輩や実習生指導の際などにも役立ちます。

認知度もあまり高くはなく、取得のメリットが見えないように思えますが、この積み重ねが自分を成長させる大きな一歩になると信じて今後も精進していきたいです。

認定制度に興味がある方は一度HPなどをご覧になってはいかがでしょうか。

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投稿者プロフィール

shimoshimo
shimoshimo
ICU中心で働いている臨床工学技士です。
特に呼吸療法関連に興味があります。
いろんな分野の人と仲良くなりたいと思っています。
たまにお酒を飲みすぎてしまい記憶をなくすので、反省しなきゃと思っている今日この頃です、、、

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