高Na透析、Na gradient方式、Cell wash方式、HDF療法

透析技術認定士を目指す方

透析について勉強したい

透析技術認定士について改めて確認したい方

資料を作成いたしました。古いものもありますが、誰かの何かの役に立てば幸いです。
※各記事につきましては、随時更新してまいります。

・高Na透析

明確な定義はないが、一般的に145mEq/L以上。口渇をもたらす。透析間の体重増加を招き血圧上昇やうっ血性心不全の危険が増大する。

・Na gradient方式          

透析開始から2時間ほど透析液Na濃度を160mEq/Lに設定し、その後段階的に濃度を低下させて終了時には通常あるいはそれ以下のNa濃度に戻す方式。                                 

・Cell wash方式

透析開始時からNa濃度を160mEq/L程度の高Na透析液と135mEq/L程度の透析液を30~60分ごとに交互に使用する方法。

・低温透析

36℃以下に下げて行う透析。透析低血圧症に有効。主に交感神経を刺激して血圧の低下を防止する。心拍出量の増加や、静脈血管抵抗の上昇、単球や補体活性化抑制。

副作用:悪寒、不整脈

・HF療法

濾過膜にかかるTMPにより血液から濾液を抽出して溶質を除去し、同量の補充液を補充する方法。                                                     

臨床応用

血液透析によって対処ができない透析アミロイド症もしくは透析困難の患者、又は緑内障、心包炎もしくは心不全を合併する患者。 脳浮腫、外傷・外科手術後、掻痒感などの不定愁訴。

・HDFの適応

不均衡症候群予防は期待できない、緑内障や脳圧亢進での使用は不適切

最大の目的はHDでは除去が不十分な中~大分子量物質の除去効率を増加させる。

EPO抵抗性貧血、β2ミクログロブリンの増加、掻痒感など不定愁訴、透析低血圧

長期効果として、低栄養状態、動脈硬化、残腎機能の保持

Push&pull HDF血液透析を行いながら透析器の中で濾過と逆濾過を交互に生じさせることにより置換を行うもの。回路内にバッグを組み込んだオリジナル装置とダブルコンパートメントピストンポンプを使用する装置がある。ヘモダイアフィルタに大きな圧力がかかるため、PS膜、PAN膜が使用される。
間欠補充型   (I-HDF)清浄化透析液をダイアライザを介して間欠的に補充する治療モード。1回200~300mlを100~150mlの流量で補充し、周期30分毎に間欠的に補充することにより膜の洗浄効果、補充液の体内潅流による末梢循環改善効果が期待される。
AFBF透析の生体適合性を不良にしているアセテートを用いず、重炭酸アルカリ剤とする透析液が開発されたが、A原液のph調整のため少量のアセテートが用いられている。全くアセテートを含まない透析方法。緩衝薬を全く含まないものを用い、代わりに1.4%重炭酸ナトリウム溶液を補充液として用い、アシドーシスを補正する。置換液は1.4-1.6L/hr程度と少量置換HDFである。

Follow me!

投稿者プロフィール

Takuya
Takuya
臨床工学技士です。他職種を含めた若手の臨床指導に力を入れて研修会・現場での仕事だけでなく、企業・教育セミナー講師、国内外の学会発表・参加、医療雑誌のコラム執筆に挑戦してきました。興味のある後輩達にそのノウハウや情報提供を行い、よりより後輩を育成するべく日々、自問自答です。育てた後輩達はいつか自分と周りの人々を助けてくれると信じています。

OneCE セミナー情報

OneCE Vol.21 チームビルディングと医療安全 Webセミナー
         
皆様のご参加を心よりお待ちしております。