酸素療法

呼吸療法認定士を目指す方

呼吸について勉強したい方

呼吸療法認定士について改めて確認したい方

資料を作成いたしました。古いものもありますが、誰かの何かの役に立てば幸いです。
※随時更新して参ります。

酸素飽和度と酸素分圧の組み合わせ

酸素療法の相対的適応はPaO2≦60mmHg
慢性呼吸不全例で在宅酸素療法の適応はPaO2<55mmHg
酸素ヘモグロビン解離曲線はS字状で示される。
酸素療法の絶対的適応はPaO2≦30mmHg

※酸素濃度60%にしてもPaO2が60mmHg以上にならない場合導入。

パルスオキシメータの誤差要因

異常ヘモグロビン、色素、不整脈、静脈血の拍動、室内光、体動、循環不全

自発呼吸に関係なく一定の酸素濃度を維持できるものは高流量系

ベンチュリマスク、インスピロン、ネブライザ等

酸素療法について

酸素中毒は吸入酸素濃度が60%以上で出現しやすい。
酸素療法の副作用にCO2ナルコーシスがある。
酸素の吸収により吸収性無気肺が生じる。
パラコート中毒には禁忌である。
流量3L/min以下では加湿不要である。

Ex.Hb 10g/dl,SaO2 100%,PaO2 90mmHgのときの動脈血酸素含量(CaO2)はいくらか?

CaO2=Hb×1.34×SaO2+PaO2×0.003
CaO2=10×1.34+0.003×90=13.67

酸素投与方法について

酸素供給の方法には低流量系と高流量系の2種類がある。
低流量系の欠点として吸入酸素濃度が患者の換気量、呼吸パターン、呼吸数によって影響をうける。
吸入酸素濃度を一定に維持する目的では高流量系がすすめられている。
高流量系による酸素供給装置としてベンチュリマスク、インスピロン、ネブライザがある。
低流量系による酸素供給装置として鼻腔カニューレやリザーバーバッグ付マスクがある。

COPD患者の急性増悪では、低濃度の酸素投与が有効である。

人工呼吸の目的:肺胞換気量の維持、呼吸仕事量の減少、ガス交換能の改善

慢性呼吸不全と急性呼吸不全とは人工呼吸適応は異なる。

PEEPの副作用:脳圧上昇、循環抑制、尿量減少、圧外傷

酸素療法の副作用

CO2ナルコーシス、酸素中毒、無気肺

P50とは酸素飽和度が50%の時のPao2の値
正常な解離曲線の場合、Pao2 60mmHgの時Sao2 90%。
供給される酸素は心拍出量と比例関係にある。
pHが低下した際ヘモグロビンの酸素親和性が低下する現象をBohr効果という。

酸素解離曲線

右方移動:慢性呼吸不全、貧血、高地居住

左方移動:輸血

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投稿者プロフィール

Takuya
Takuya
臨床工学技士です。他職種を含めた若手の臨床指導に力を入れて研修会・現場での仕事だけでなく、企業・教育セミナー講師、国内外の学会発表・参加、医療雑誌のコラム執筆に挑戦してきました。興味のある後輩達にそのノウハウや情報提供を行い、よりより後輩を育成するべく日々、自問自答です。育てた後輩達はいつか自分と周りの人々を助けてくれると信じています。

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