抗凝固薬

透析技術認定士を目指す方

透析について勉強したい

透析技術認定士について改めて確認したい方

資料を作成いたしました。古いものもありますが、誰かの何かの役に立てば幸いです。
※各記事につきましては、随時更新してまいります。

・抗凝固療法

非分画ヘパリン低分子ヘパリン
分子量5,000~30,0004,000~5,000
抗トロンビン作用強い弱い
血中半減期約1時間2~3時間
血小板凝集あるほとんどない
血小板Ⅳ因子結合強い弱い
ヘパリン起因性   血小板減少症2~5%1%以下
プロタミンによる中和中和されるあまり中和されない
脂質清浄化作用強い弱い
出血傾向の助長ある弱い
開始時投与量1000~2000750~1000
持続投与量500~1000300~500
モニター法全血凝固時間、APTT、ACT。 治療前に比べ2倍程度。モニター困難
問題点備考
凝固時間延長・出血の助長凝固共通経路(Ⅱa)の抑制による止血不全
吸着(陽性荷電膜・陰イオン交換樹脂)カラム内凝固、ヘパリン増量
副作用:脂質分解、血小板活性化、骨脱灰、AT-Ⅲ低下TG上昇、HDL低下、動脈硬化促進、FFA上昇、凝固亢進、不均衡症候群助長、骨粗鬆症
アレルギー反応・HIT抗凝固薬変更

アルガトロバン

ヘパリンと異なり、アンチトロンビンⅢの存在を必要としない。
直接トロンビン作用を阻害する。
HITⅡ型における適応がある。

血液凝固の要素性質・役割抗凝固法
血小板粘着、凝集、放出、リン脂質抗血小板薬
凝固因子Ⅱ、Ⅶ、Ⅸ、ⅩビタミンK依存性凝固因子ワーファリン(VK拮抗)
カルシウムイオン補助因子(Ⅷ、Ⅴ、リン脂質とともに)クエン酸ナトリウム
アンチトロンビンⅢ生理的トロンビン阻害物質ヘパリンで作用促進

※血液凝固は内因系、止血は外因系

・ヘパリン以外の抗凝固薬

薬剤特徴適応
ナファモスタットT1/2 8分、ⅩⅡa、Ⅹa、Ⅱa、血小板、キニンを抑制局所抗凝固、LDL-A、LCAP
アルガトロバンAtⅢ非依存性、抗Ⅱa作用、半減期30~40分、出血傾向時用いられない。AtⅢ欠乏症、HIT、ヘパリンアレルギー
抗血小板薬血管拡張作用、血圧低下
ガベキセートT1/2 2~3分
クエン酸ナトリウムイオン化カルシウム低下
ヒルジンAtⅢ非依存性、T1/2長い

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投稿者プロフィール

Takuya
Takuya
臨床工学技士です。他職種を含めた若手の臨床指導に力を入れて研修会・現場での仕事だけでなく、企業・教育セミナー講師、国内外の学会発表・参加、医療雑誌のコラム執筆に挑戦してきました。興味のある後輩達にそのノウハウや情報提供を行い、よりより後輩を育成するべく日々、自問自答です。育てた後輩達はいつか自分と周りの人々を助けてくれると信じています。
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