人工呼吸器の保守点検について

呼吸療法認定士を目指す方

呼吸について勉強したい方

呼吸療法認定士について改めて確認したい方

資料を作成いたしました。古いものもありますが、誰かの何かの役に立てば幸いです。
※随時更新して参ります。

供給電源の警報の確認
呼吸回路・加湿器の点検
換気動作の確認
警報設定の確認
CPAP等の持続気道陽圧専用装置(気管チューブを用いない非侵襲マスクを使用するもの)は除く

医療ガス配管アウトレット

酸素:2本、180度
笑気:2本、135度
圧縮空気:3本、120度
吸引:2本、90度
二酸化炭素:2本、45度

高圧ガス容器と配管アウトレット部の識別区分

 ボンベ医療ガス配管設備ガス比重(対空気) 
酸素1.105支燃性
二酸化炭素緑色橙色1.529不燃性
亜酸化窒素1.53支燃性
窒素0.967不燃性
空気

保管場所

通気性の良い、室温40℃以下

火気、引火性のある可燃物を置かない

転倒しないように固定する。

使用方法

火気や可燃性のあるところでは使用しない

ボンベと圧力調整との接続には専用パッキンを使用し、グリスや油などを用いない。

バルブの閉開は静かに、圧力メーターに顔を近づけない

使用後はバルブを閉め、圧力調整機器内に残ったガスをすべて流す。

窒素

病院内では、手術器具の原動力として使用されます。無色、不燃性というガスの特徴がある。

二酸化炭素

二酸化炭素は、大気中に放出されると断熱膨張と気化熱により冷却される。それを利用して、冷凍手術処置や内視鏡手術での気腹などで用いられる

また、二酸化炭素ボンベでは、液体の状態で充填されるため、圧力から残量を測定することができません。残量は、重量を測定することにより判別する。

液化二酸化炭素1kg は、大気圧下20℃で502Lとされるので、求め方は次の通り。

二酸化炭素ガス量(L)=液化二酸化炭素重量(kg)×502

酸素

酸素は、大気中に約20%含まれます。気体は無色で、支燃性(燃えるのを助ける)がある。

酸素ガスは、ボンベに気体の状態で含まれるので、ボンベの圧力により残量を求めることができる。

ボンベの単位がkgf/cm2の場合

残容量(L)=ボンベ容量×圧力表示値

ボンベの単位がMPaの場合

残容量(L)=ボンベ容量×圧力表示値×10.2

亜酸化窒素

亜酸化窒素は、麻酔などに用いられる。一般的に液体の状態でボンベ内に充填され、無色で支燃性がある。亜酸化窒素1kgは、大気圧下20℃で540Lの容量となる。

亜酸化窒素ガス残量(L)=液化亜酸化窒素重量(kg)×540

医療ガス配管設備

マニフォールドとは、左右にそれぞれ複数のボンベを連結して設置し、中央に左右バンクの切り替え装置が設けられていた高圧ガスボンベの集合装置である。
アウトレットとは、医療ガス供給源から供給される医療ガスの取り出し口をいい、壁付式、天井吊下げ式、天井懸垂式がある。
ホースアセンブリとは配管端末器やボンベなどから人工呼吸器へ医療ガスを供給するホースのことをいう。
医療ガス配管で吸引される圧力は-40~-80kPa(-350~-550mmHg)である。
静止圧状態において、酸素の標準送気圧力は治療用空気、亜酸化窒素、二酸化炭素よりも30kPa程度高くなければならない。

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投稿者プロフィール

Takuya
Takuya
臨床工学技士です。他職種を含めた若手の臨床指導に力を入れて研修会・現場での仕事だけでなく、企業・教育セミナー講師、国内外の学会発表・参加、医療雑誌のコラム執筆に挑戦してきました。興味のある後輩達にそのノウハウや情報提供を行い、よりより後輩を育成するべく日々、自問自答です。育てた後輩達はいつか自分と周りの人々を助けてくれると信じています。

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