実業科から臨床工学科へ

皆さんこんにちは。
早いもので2022年になってからもう1ヶ月が経とうとしています。
そして…もうすぐ入試の時期でもありますね。
今回は実業高校から臨床工学科への進学体験談をほんの少しお話しようと思います。


私が高校の時に在籍していたのは工業科の中でも特に怪我の多い電子機械科でした。
溶接・旋盤・プログラミング・製図など、実務に関わる内容の授業・実習が多かったように思えます。
特に電子機械科はレポートの量が凄まじく、毎週睡魔や眼精疲労と闘いながら手書きで綴っていました。

そんな私が今の在籍校、臨床工学科へ進学を決めたのは高校3年生の夏
指定校推薦枠に「臨床工学」という文字を見てオープンキャンパスに行った事がきっかけでした。
実際に足を運んだ先で見た生命維持管理装置の数々に驚愕し、本当に自分がこれを使いこなせるようになるのか?という漠然な不安に苛まれていました。
しかしその裏で、「臨床工学技士ってかっこいい!自分もそうなりたい!」と思うようになり、その年の秋に指定校推薦にて入学の内定を頂きました。

内定をもらったはいいものの、実際勉強についていけるかどうか、不安と恐怖でいっぱいでした。
実は、工業科(実業科)の基本的な授業カリキュラムは就職向き。在籍する生徒の約8割は就職し、残りの2割も高校で学んだ事と同系統の進学先に進みます。実際私の通っていた電子機械科も一般教養はほぼ触っていなかったので普通科の2/3〜1/2程度しか触れていなかったと思います。
当時、臨床工学を学ぶに当たってどのような知識が必要かちゃんと理解していなかった為、ネットで「臨床工学」という分野を含む内容の本を探しては本屋で読み耽り、内容がわかりやすければ実際に買って予習をしていました。しかしかなり難しくて苦戦していました。
思えば休み時間や部活の時間まで割いてずっと臨床工学関連の参考書を読んでいたと思います。
余談ですが、臨床工学技士ポケット・レビュー帳(メジカルビュー社)はこの頃からの愛書です。また、進学した今もこの本には大変お世話になっています。

また、高校3年生の当時は軽音楽部の部長も務めていて、実習のレポート・部活での役割と活動・授業の復習・進学の予習と正直今よりも多忙だったかも知れません。
進学した今では過度な心配だったと笑い飛ばせるのですが、当時は本当にそんな余裕がありませんでした。

そして高校を卒業し、晴れて現在在籍中の養成校の学生として臨床工学を学び始め、
高校生当時の不安もよそに、ありがたく良い成績のまま1年次を終えることができました。
そして2年次も終盤となり、春には病院実習、来年の今頃は臨床工学技士国家試験が待ち受けています。

このような過去を経て今、臨床工学の道を歩んでいます。
最後に工業科ないし実業科に通い、この記事に目を通している未来の臨床工学科の生徒に伝えたいことがあります。

無理な勉強はしないこと。
進学して普通科の出ではないという事実に不安を覚えるかもしれませんが、皆スタートは平等です。
寧ろ機械工学・電気電子など普通科ではやらない内容が多いので、スタートからリードできていることがほとんどです。
また、今まで必死に書いてきたレポートよりも臨床工学科でのレポートの方が量が少なく書きやすかったという経験論も重ねてお伝えしておきます。

大事な青春は高校のうちに謳歌しておくこと。
私が進学したのは専門学校で、サークル活動などはありません。
部長として、部の一員として、大事な時期を棒に振ってしまったと酷く後悔しています。
大学に進学を決めたなら少し勉強していても損はないかも知れませんが専門学校に行くのであれば、
高校での部活はいわば「人生最後の部活動」ですのでしっかり活動しておくことをお勧めします。


この記事で、要らぬ不安が少しでも取り除ければ幸いです。

コメントを残す