4/16(土)「補助循環って知ってる?」イベント感想

TUCES代表の石飛航太です。
4/16(土)の「補助循環って知ってる?」イベント参加いただいた皆様ありがとうございます。
今回も医学生団体、TEAM関西の皆様と運営からご一緒させていただきました。

イベントは心筋梗塞を患っている患者さんを模擬して、臨床推論やクイズ、ワークショップを通して補助循環についての理解を深めるものでした。皆さんは「PCPS・ECMO・IABP・IMPELLA」をしっかりと理解できているでしょうか?
今回のイベント最後のワークショップでは「上記の医療機器を患者さんに説明するときどうしますか?」と参加者に問いかけをして理解度を測りました!

簡単に補助循環デバイスについてまとめてみました↓
補助循環のデバイス一覧

PCPS(V-A ECMO)
一言で:人工心肺
どんなもの?:人工肺による酸素化と遠心ポンプによる補助循環
効果(例):心肺機能の補助、脳保護、一時的に命をつなぎとめる
挿入部位(例):大腿静脈→PCPS→大腿動脈
適応:心原性ショック、心停止など
禁忌:出血、大動脈解離など

ECMO(V-V ECMO)
一言で:人工肺
どんなもの?:人工肺による再循環(リサキュレーション)
効果(例):肺機能の補助
挿入部位(例):大腿静脈→ECMO→内頚静脈
適応:呼吸原性ショック、重症呼吸不全など
禁忌:PCPSと同じ

IABP(大動脈バルーンパンピング)
一言で:バルーンカテーテル
どんなもの?:バルーンを下行大動脈に留置し、心臓の負荷を軽減する
効果(要約):心筋の負荷軽減、冠血流上昇
挿入部位(カテーテル1例):大腿動脈→下行大動脈留置
適応:心筋梗塞、心原性ショックなど
禁忌:出血、大動脈解離、下肢虚血、動脈穿孔など

IMPELLA(補助循環用ポンプカテーテル)
一言で:ポンプカテーテル
どんなもの?:左室内から血液を汲み出し大動脈内に吐き出すことで順行性、かつ低侵襲で血流を作ることができる
効果(要約):心筋の負荷軽減
挿入部位(カテーテル1例):大腿動脈→左室内留置
適応:心原性ショック、心不全など
禁忌:大動脈弁機械弁、大動脈弁閉鎖不全症など

簡単にまとめてみました。人工心臓は外しています。
いかがでしたでしょうか?
※学生がまとめた簡易的なものです。誤りがある可能性もありますので確認程度でご利用ください。

今回のイベントも補助循環を起点に医学生と臨床工学生が交わり、様々な会話が生まれる貴重なイベントでした。
医療機器ってすごく考えられていて、難しくて、ただ意外と合理的で、という面白い分野かと思います。
これを機に、様々な医療学生が補助循環に興味を持っていただけると幸いです。


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